- 2007年3月14日 08:01
- その他
先々週の木曜日に、救急車に乗った。過去に付き添いで乗ったことはあったが、自分自身が運ばれるというのは初めての体験だ。
結果として大事には至らずに、現在は自信を持って復調したと言える状態(基準はビールが不安なく飲める事)になったので、当時のことを思い出してみる。
発端は、救急車で運ばれた日の前日だ。自宅マンションの階段を降りる際に、平衡感覚を失い左側に体がよろける。これが連続して2回起こった。この日はその後は何ともなく、普通に1日を過ごす。翌日、妻と待ち合わせて、昼間に外食に出ようと車の運転席に座る。ここで激しい目眩がする。動いていないのに車が動いているような不思議な感覚。運転を諦めて、部屋に戻る。妻の携帯に電話をするが、電波状態が悪く繋がらず。目眩は悪化し、立っていることも困難な状態となる。この時点で、脳梗塞など脳の問題だと自分で確信(後述するが、結果としては脳には異常はなかった)し、救急車を呼ぶことを決意する。とりあえず、妻に後で伝えてもらうために、友人宅に電話をしようと携帯電話を手にする。手の動きが鈍く感じ、なかなか思うように操作が出来ずに焦る。何とか電話を繋いで友人に状況を伝え、続いて救急車を呼んだ。
救急車を呼ぶ際に、状況や住所などを事細かに聞いてくるのが非常に焦れったく、辛くてしょうがなかった。到着まで実際には大した時間はかかっていなかったようだが、待つ者にとっては、もの凄く長い時間に思えた。このまま気を失ってしまうのが怖かったので、事前に玄関の鍵を開けて、入り口付近で座り込んでじっと待った。
到着後、救急隊員に支えてもらいながら1階まで降りて、担架に寝そべる。マンション内で瞳孔の反応をチェック。この時点では反応が悪く(隊員の口から漏れ聞こえた情報)、結構やばいのかなとぼんやりと考える。その後、救急車の中に移動して、もう一度瞳孔の反応をチェックすると、今度は反応は良好。意外だったのは、救急車に乗ったからといって直ぐに病院へ直行するわけではなかった点。簡単な検査を行ったり、受け入れ先の病院を探したりと、当事者からするとモタモタして見えてしまう。
病院へ到着後、すぐに問診を受け、しばらくすると妻が到着。この時点では、初期から比べると病状はかなり落ち着く。その後、CT、心電図、血液検査などを一通りやって、点滴を打ちながら検査結果を待つ。検査結果が出て、医師から説明を受ける。CT、心電図、血液すべてにおいて異常はないと告げられる。脳に関して出血や梗塞は見られないと言われた時が、最もホッとした瞬間だった。結局、三半規管に一時的に問題が発生していたのではという診断で、目眩に効くメリスロンを処方してもらい、その日のうちに帰宅した。
その後、徐々に目眩は治まり、すんなりではないが体調も回復してきて、ここ(くどいが、ビールが不安なく飲める)まできた。症状から自分で推測した病名、経過については、また今度。
救急車に関して、気掛かりだったのは費用のことだ。後で請求が来るのかなと思いきや、意外にもタダ。これは日本全国どこでも同じで、世界的にも珍しいことらしい。救急車を呼ぶ際にやたらと状況を細かく聞いて来るのも、冷やかし、タクシー代わり等に利用されるのを防ぐためなのだと納得した。
